設立趣旨社会福祉においては、新しい時代の転換期を迎えており、誰もが自主的に自分自身の個性や能力に応じた生き方を選択できる社会に大きく変わろうとしています。 富田においては、「人は生まれながらにしてすべて平等である」という思いから、様々な活動を行ってきました。そして2001年2月には、これまでの福祉のあり方を見直すために、人権・共生の観点から、「新しい福祉のまちづくり運動プロジェクト」を発足させ、まずは高齢者・障がい者の生きがいと働く場づくりをめざす「高槻富田生きがい事業団」や「在宅サービスプロジェクト」をスタートさせました。 私たちは、人権を基調とした地域づくりの経験から、社会福祉においても「自立」、「参加」、「協働」が重要であると考え、高齢者・障がい者・女性・子ども等、すべての人たちが安心して、いきいきと暮らせる未来を見据えた参加型のまちづくりを行うために、障がい者施設づくりをはじめ、社会福祉法人として新たな活動を進めていくことを決意しました。 社会福祉法人の設立にあたり、これまでの行政施策に、社会的弱者の生活を合わせるのではなく、一人一人の生活から出発した地域福祉の姿を創り出すとともに、多くの人々が生きがいをもって積極的に参加できる、協働による市民ネットワークづくりをひろげ、人間主体の「新しい福祉のまちづくり」をより一層推し進めていきたいと考えています。 |
設立発起人
宮下文彬(関西大学総合情報学部教授)
川﨑昭博(龍谷大短期大学部講師)
玉井 浩(大阪医大小児科教授)
武村二三夫(弁護士)
佐々木悟郎(高槻市同促会長)
田村 保(春日食品(株)代表取締役)
吉田正彦(マルヨシ米穀(株)代表取締役、高槻市人権擁護委員)
佐竹美和子(障がい者施設をつくる会代表)
鷲江芙美子(障がい者施設づくりを支える会代表)
工藤イサオ(元高槻市助役)
法人理念
社会福祉法人つながりは、一人ひとりの生活から出発した地域福祉の姿を創り出し、地域の人々が生きがいをもって積極的に参加できる協働による市民ネットワークを広げ人間主体の「新しい福祉のまちづくり」を推し進めていくことを目的としています。 障がいがある・ないにかかわらず、全ての人々が生き生きと活動できる社会を目指すノーマライゼーション理念と人間的復権を目指すリハビリテーション理念を中心に据えて、その理念の具体化に向けて障がいがある人々が地域社会であたりまえに豊に生きがいをもって暮らしていけるように積極的に援助します。 |